光表示ディスプレイに心地よい触感を。
好触感+半透明フォームが従来の内装デザインを刷新します。
自動車の内装トレンドは日々変化し続けています。
「自動運転」がもたらす、内装ニーズの変化にアンテナを向けています。
一昔前までは、自動車の内装は「運転の邪魔にならない」ことが最優先であり、
・窓ガラスに反射しない色であること
・汚れが見えにくいこと
などの「減点法的な」性能の付与が求められていました。
しかし、今日では内装で「車種のグレード分け」を行っています。
高級車グレードには高級志向の内装を施すようになり、内装材料にも
・見栄えが良くなるような成形性
・包み込むような心地よい触感
などの「付加価値を創造する」製品が求められるようになってきました。
近年の自動車内装
運転の阻害とならないためのデザイン&材料
完全自動運転(レベル5)に到達した時の内装。
それはきっと「テクノロジーと快適性を両立した室内空間」です。
2020年代には自動車の完全自動運転(レベル5)が実現される事でしょう。
その時、自動車という乗り物は
・「動かす乗り物」から「目的地へ運んでくれる空間」へ
・そして「運転手」は「座るゲスト」へ
と今までには無い価値観の変化をもたらすと言われております。
「座るゲスト」がより快適な空間を楽しむには、
自動車内装は今まで以上に「五感で楽しませるモノ」になると同時に、
触感的にも視覚的にも新しい、新たなテクノロジーが必要になってきます。
セキスイはそのような未来を想像し、実現させるために
様々な自動車メーカーと意見交換しながら新たな商品開発を進めています。
セキスイが描く近未来の内装
快適性&デザイン性の向上に向けた変化が発生
自動車内装の快適性を常に提供してきた、セキスイのフォーム。
次は光ディスプレイの上で、新たなモジュールを実現します。
セキスイのソフトロンSPはインストゥルメンタルパネルや
ドアトリムに施された表皮材の裏側に用いられており、
「軽量で、薄いけれども、心地よい触感」を付与する材料として
数多くの車種に搭載されてきました。
セキスイは、新たな内装付加価値向上のために、
自動車内装の厳しい基準をクリアしつつも
「光表示を損なわず、心地よい触感を付与するフォーム」を開発しています。
これは、未来の自動車内装材料としても、光表示材料としても
全く新しいデザインアプローチを実現する材料の可能性を秘めています。
セキスイの高触感・透過モジュール提案
好触感フォームが光透過デザインの
価値向上を実現します
積水化学の光透過フォームがSmartDrive Magazineに掲載されました。
SmartDrive社主催の「Mobility Transformation」にブース出展しました。
同社が運営するメディア「SmartDrive Magazine」にて、弊社の取組み及び新技術(光透過フォーム)を取材して頂き、
「素材で作るモビリティの進化ー積水化学工業」が2019年12月16日配信号にて掲載されています。